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どうやってゲームでプログラミング的思考を身につけよう?

7月 26日, 2023 - 読み終える時間: 4 分

どこから手を付けて良いものか、なじみの薄い”プログラミング学習”。

まずは身近なゲーム、それもトランプを例にして考えてみます。
身近なところから意識して、プログラミング(的思考)に触れてみましょう。

目次

トランプゲームを例に、プログラミング学習を考えてみる

誰もが一度は遊んだことがある、トランプゲーム
七並べを例にして、トランプゲームとプログラミング的思考を考えていきます。

七並べを子どもと一緒に遊ぶと、たいていこんな風です😅

もう〜!誰?!
ここの数字止めてるの〜!!(出せるカードがない…😭)

お互いにカードを止めたり、止められたり、コミュニケーションで乗り切ったり…。七並べはワイワイ楽しく(時にはピリピリしながら😅)、じっくり遊べるゲームです。

…でこのトランプ遊び、実はプログラミング的思考”をフルに使って遊んでいると言えます。

七並べは本気で勝とうと思ったら

  • 場にでているカードの把握
  • 自分が出したいカードの状況判断
  • 相手が持っていそうなカードを(出したカードから)分析

…など、いろんなアタマを論理的に使わないと勝てません

自分が勝つために(叶えたい目標)、どうしたら良いのか(問題点の把握)、現状から最適な答え論理的に考える…まさに、プログラミング的思考ではないかな😉

さらにある程度、カードを止めている人が絞れているなら

お願い!ここのカード出して😀

なんていう交渉力・コミュニケーション力も期待できる…かもしれません😉

他のトランプゲームでは大富豪もまさに、カードの把握と分析力で勝負が決まると言って良いゲームですね。

ただのトランプゲームを遊びにするか?学習の一環にするか?

ただこれって、

  • 行きあたりばったりでも、ソコソコ楽しめてしまうゲーム

でもあります😥

”皆でゆる〜く遊ぶ”のもアリですが、プログラミング的思考を身につけたい!というお題目がある場合は、なるべく親子で

  • 真剣に・楽しく(考えて)勝負する

ことをポイントにして、遊んでみましょう!

たくさん頭を使わないといけないし、「もう〜!!」…と怒らずに感情をコントロールする力も身についたらいいなぁ😉

ゲームを通してさり気なく、論理的思考力を伝える

トランプゲームにしろ、ボードゲームにしろ、考える系のゲームでは場数(人生経験?)の差で保護者側が有利に働くことがほとんどかと思います。

せっかくの楽しいゲームも、差がつきすぎると、どうしても面白くなくなってしまうもの…。

すぐ負けるし、面白くないよぅ…😭

ここは、こっそり上手に勝負を手助けしつつ

  • どうやったら勝てる(問題解決できる)のか?
    • 問題のとらえ方
    • 解決の糸口
    • 解釈方法…等々

を伝えられれば、子どもが論理的思考力の糸口を掴みやすくなるかもしれません😉

ということは、私たちがしっかり(ゲームの)状況判断をできてないとダメってこと?!
自信ないかも…。

難しく言うとそうかもしれんが、いわゆるゲームに勝つための”コツ”を伝えようとすれば良いと思うぞ😉

まとめ

こんなふうに、

  • 遊びを学習として

プログラミング学習を始めてみれば、

  • 子どもは果たして、プログラミング・論理的思考力に向いているのかな?
  • 保護者である私たちはどうかな?
    • 伝えられそう?

を、ちょっと違った視点から考えられそうです。
本気でやるとどれも、とても頭の疲れるゲームですが、もしも子どもが

また、やろうよ!

と言ってくれるようだったら様子を見て、次の段階に進んでみても良いかもしれません😀

次回は、ゲームを学習として利用する前にどうしても確認しておきたいこと、約束を守ろう!という記事です。